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3月31日(月)先勝・庚午・一白・平・心・虚・大つち・月が木星の南3゚1を通る 世界は小浜&オバマに注目される時期。 その(福井県)小浜が舞台の「ちりとてちん」開始前、故郷の福井県小浜市に随分帰っていないとスピリチュアル伊丹さんが、口にされたので、小浜にある先祖墓に遠隔祈願(先祖供養の御札らを書いて線香を焚き、遠隔にて拝み)を行う依頼を受けた私。 その直後頃、朝ドラ「ちりとてちん」が始まりまして、「スピリチュアル伊丹さん、今、福井県も含めて、ご自身にも運が来ているかもしれませんよ」と、観る事を勧めた。 さて、ようこそのお運びで「ちりとてちん」の感想を述べさせていただきます。 まず私は、「ひまわり」の途中から朝ドラを観始め「ふたりっ子」から本格的に見始めた若輩者なのですが、今まで観た朝ドラの一位はやはり「ふたりっ子」 もう本当に素晴らしかった! 二位は「あぐり」(この二作は、ずば抜けて面白かった!) 三位は「オードリー」で四位が「あすか」か「風のハルカ」五位「どんど晴れ」(ただ人間ドラマ面の脚本テクニックは、「どんど晴れ」が一位だと思う!エピソード、人の配列は他作に劣るものの) さて「ちりとてちん」は、エピソードの数は、(映画村そのものを舞台としている)「オードリー」に若干劣るものの、面白さを含めて、(私の中での)歴代三位に冠したい! それはその作りがエピソードキング「ふたりっ子」に似ていたからと分析。 まず「ふたりっ子」=双子。 「ちりとてちん」=同姓同名のA子とB子。 A子とB子の容貌、初期の服装も「ふたりっ子」の二人の衣装と驚くほど似ていたり(特にお香のデニムのジャンスカと同じのを、B子は着てた?)完全にリスペクトして制作された事が窺われます。 そして将棋の銀爺が、草若師匠。 しかし、「ふたりっ子」が、通天閣ロケ多く、将棋の世界をたっぷり描いていた反面、「ちりとてちん」は、落語の現場が少なく、そこは物足りなかった。 「ふたりっ子」の香車のお香が、迫真の演技でぶつかるシーンのど迫力と、大恋愛をするシーン。「今、将棋の羽生さんが現れて、私は本当にこの競争の中、女が一人前の棋士としてやっていけるだろうか」と、焦りを口にするシーン等、とても緊迫感があって、本当に、香車のお香のキャラクターには圧倒されていた!(しかもその後、本物の羽生さんが登場し、七冠を得た頃だっただけに、非常にタイミングというか、ドラマも将棋も羽生さんも、盛り上がっていた大阪の街も、豆腐屋も阪神も天の時であったと言いますか) 反面、「ちりとてちん」のA子と同じで、お嬢様だった双子の姉「麗子」の描き方、そして、会社まで起こすエピソードには、本当にのめりこんでいきました。 豆腐屋魂に、熱狂的な阪神の応援。 さて、「ちりとてちん」の欠点は、落語バトルがなかった点だと思います。 それと、「ふたりっ子」を超えるためには、B子のお父さんが、オーロラ輝子みたいな派手なB級演歌歌手にはまって、家出するようなエピソードが欲しいところでしょうか。 それと「ふたりっ子」では麗子の人生もよく描かれたように、A子の人生もしっかりと描けていたらと惜しむらく思えてしまう……。 だけど、あの怪しい通天閣の地下ステージで、オーロラ輝子が演歌を唄うシーンは未だに頭から離れません。(お父さんが鉢巻をして熱狂的に応援しているシーンとセットで) 今まで観た朝ドラの多くのシーンは忘れても、「ふたりっ子」と「あぐり」だけは、ほぼ全シーン、焼きついて離れない。 ただ「あぐり」の欠点は、吉行淳之介役をした山田純大さんの演技が大根過ぎたところ……半面、父親エイスケさんを演じた野村萬斎さんは、チョーよかったばい! ダダイストであり前衛作家であったエイスケの魅力がウルトラ級によかった。息子、吉行淳之介がかすれるぐらいに。 しかし「ちりとてちん」に三国志がなかったのは、実は、視聴者が一番観たいところを描かなかった事に繋がるとは思うのですよ。 反面、「どんど晴れ」の優れたところは、視聴者が観たくないところは、小カットで終わらせ、観たいところ、特にあやかのシーン。 そこを本当にしっかり描いていたと思う。(人間ドラマを描くシナリオテクニックが抜群に高い。これだけ高いのは、「どんど晴れ」が最高で、最低なのが「ちゅらさん」でしょうか。理由は皆がいつも、ワイワイ陽気に騒いでいるシーンが多用されて、人間の陰の部分が描かれていなかったためです。が、あの陽気さ、沖縄の神の宿る映像と、雰囲気はとてもよかったです)。 そう「どんど晴れ」と比べ、重要人物、異色人物などの多い「ちりとてちん」の方は、その分、一人の描き方が浅くなってしまった結果、即ち、書き手としても、力が分散するために、個々のエピソードの描き方に深みが「どんど晴れ」と比べると浅かった。 でもあれだけの男衆の人生をよく描きました。 持ち物の思い出。 それがふんだんにあり、道具面はよく描けていたと思います。 草々の座布団、箱(イカ串入り)。 四草の九官鳥。草若の福助と一升瓶。 小草若の一発ギャグ(底抜け〜に)。 居酒屋「寝床」の熊五郎のギター。 父の塗り箸。 糸子の五木ひろしの「故郷」への思い。 祖母の三味線。 「魚屋食堂」の焼き鯖。 草原の実演販売時のミキサー。 A子とB子の化石。B子の祖父のテープ。 磯七役の松尾貴史さんも、いい演技をして物語を盛り上げ、天狗芸能の鞍馬会長もいい味を醸し出す。 ただ小次郎だけは、作り手が手を抜いたキャラで、もしかすると設定した事でドラマの味を薄めてしまった役だったような気がしています。 ドラマという器の上に、余分な物を置いてしまったと言いますか。 おそらく余分なキャラ+ミスキャストと、二重のマイナス?(ただ京本さんは、好きな役者さんなんですが、今回与えられた役は……でした) では男優賞は?やはり草若師匠でしょう。 B子こと若狭は、よかったけど、役への気合の入れ方は母役の和久井映見さんの方が一枚上手で、感情の込め方、口調とか、もう少しメリハリや、熱、緊迫感が若狭役の貫地谷しほりさんにあったら、更によかったと思います(顔は可愛い方ですが)。 さて、女が落語家を目指すストーリーである「ちりとてちん」 見どころは。 B子がA子へと抱く競争心。家を出て落語家に弟子入り。草々との恋愛。 小草若の一発ギャグがすべったところ。 四草が現れると、急にメリハリが出て、物語に雰囲気が出るところ。 居酒屋「寝床」でピーチクパーチクしゃべる磯七と菊江の薀蓄。 いつも一匹まるごとを焼いているシーンを映してくれるので、とっても美味しそうに見える焼き鯖。 落語の再現映像。 福井県小浜市のスターである五木ひろしが突然現れて、皆に「五木ひろしだ」と指をさされて、「いかにも、五木ひろしです」と答える妙な返事のシーン。 鞍馬会長の葉巻を銜えるシーン。 小草々の嘘。 今回は、男が多いせいか、特に目立つA子の色気。 お母ちゃんが旗を降るところ。 祖父の回想シーン。 襲名までの一悶着。 何故か極度に短気でチンピラにしか見えない落語家の孫権と、草々が今度はいつ喧嘩するのかとハラハラさせられる変な心配。 「笑う門には福井来る」で始った、毎週恒例の言葉遊び満載の週タイトル! しかし、毎回毎回、見せ場があり、本当に面白く視聴させていただきました。 私はこのドラマから「陽気な人生」 それを学んだような気がします! |
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